【やどかり捕りだけではもったいない?】いろいろな遊びが楽しめる大房岬【夏にはクワカブも】

南房総に遊びに行く際のレクリエーションの一つとして、多くの方の選択肢に大房岬(たいぶさみさき)での磯遊びが上がるのではないかと思います。やどかりを飼っている我が家では、やどかりの引っ越し先の貝探し等のために夏だけでなく春・秋・冬にも定期的に行っています。

何度か通ううちに、大房岬ではいろいろな遊びができることが分かってきましたので紹介したいと思います。

下の目次の気になるところをクリックしていただければ必要な情報に手早くアクセスできます。記事が長いので、よろしければご利用ください。

大房岬自然公園概要

URLhttp://taibusa-misaki.jp/
住所千葉県南房総市富浦町多田良1212-29(大房岬ビジターセンター)
Tel0470-33-4551(大房岬ビジターセンター)
駐車場無料
アクセス東京駅から車で1時間20分、館山道富浦ICから車で7分

正式名称は大房岬自然公園と言います。磯遊びの他にも、カブトムシやクワガタ等の虫捕り、キャンプ、ハイキング、バードウォッチング等も楽しむことができます。公園内には、要塞の跡地が何か所かあります。これは、黒船来襲の頃から太平洋戦争まで要塞として使われていたころの名残とのことです。

館山道富浦ICから駐車場までが車で7分ほどの距離ですので、旅行で組み入れる場合には初日のチェックインまでの時間調整や、最終日の最後の遊びにするのが動線的には良いのかもしれません。

①は磯 ②はトイレ ③はカブ・クワのポイント ④はホテル ⑤は富浦新港

こちらでは、自然の家のプラネタの日、ファミリーキャンプ教室、ウミホタル&夜の海の生き物観察ツアー等の様々なイベントも開催されています。イベントは頻繁に開催されていますので、HPを覗いて楽しそうな企画があればそれに乗るのもありだと思います。

話は少しそれますが、アクアライン途中のサービスエリアの名称となっているウミホタルですが、この近海では簡単に捕獲することができます。館山の夕日桟橋で捕獲した時の記事も上げていますので、ウミホタル捕りに興味のある方は、こちらの記事もご参照ください。

近くには、釣りで有名な富浦新港があります。サーフも隣接しており、様々な種類の魚が釣れます。ただ、多くの漁港が緊急事態宣言後に車の進入や釣りが禁止になっています。富浦新港が現在どのような状況かについては不明ですので、釣りに行かれる方は現地のルールに従ってください。

磯遊び

磯遊びは、大房岬での王道の遊びと言うことができると思います。上の地図にあるように2か所の磯(番号①)があります。

潮が引いているときの方が磯が広くなるので、干潮の前後2時間の間に遊びに行くのがおすすめです。

 
干潮・満潮の時間については、「館山 満潮時刻」でググるにゃ
上の地図右側の磯 手前が磯 奥が砂浜 中央右側の岩には多くのカニが住み着いている
上の地図左側の磯 奥が磯、手前が砂浜になっている
駐車場から磯までは案内板がある。「海岸園地」の案内に従って進む。

駐車場からはどちらの磯も歩いて10分ほどですが、丘の上にある駐車場からずっと階段を下って行きます。当然、帰りはずっと上りです。遊び疲れた子供が愚図るとなかなかの地獄を見ます(笑)駐車場から磯までの道順は、看板を見れば行くことができると思います。

中間に位置するトイレ。9月の時点では足洗い用のホースがまだ出ていた。

駐車場から磯までのだいたい中間にトイレ(上の地図の②)があります。トイレの前に少しだけスペースがあり、夏場はトイレの水道からそのスペースまでホースが伸ばしてあることもあります。ここで足などを洗うことができるため、車に真水を準備しておかなくてもある程度はきれいにして帰ることができます。少なくともペットボトルやバケツを持っていけば、トイレで水を汲み外で洗うことができます。

足だけでも水に入る場合には、マリンシューズ(又は、クロックスのようなつま先がありストラップもついているようなサンダル)を履いて、ライフジャケットを着ることをおすすめします。ロングスパッツ等を履いていればなお好ましいと思います。

その他は必要に応じてラッシュガード、サングラスくらいでしょうか?

なお、モリ・ヤスでの魚突きと遊泳は固く禁じられています。

年中できる!やどかり捕りと持ち帰り方

やどかり捕りは潮だまりで水に濡れずにできるため、どの季節に行ってもできる遊びと言えるでしょう。やどかりは磯のあらゆる所にいますし、動きも遅いので簡単に手で捕まえることができます。

その場での観察だけであればコンビニのサラダカップやアイスコーヒーのカップがあれば十分だと思います。持ち帰る場合であっても100均の水槽型の虫かごで十分だと思います。比較的強い生き物なので、自宅までは小さな水槽で運び、家に帰ってから大きな水槽に移すので十分だと思います。

持ち帰り方ですが、水槽の底に砂を入れた上でやどかりを入れてあげます。大房岬から東京の自宅までブクブクなしでも大丈夫でした。引っ越し用の貝も1匹につき2,3個ずつ拾っておくと良いと思います。また、砂ですが家に帰って大きな水槽に移す際に足りなくなることがあるので、別途バケツ等に入れて持ち帰ると良いと思います。

引っ越し用の貝の探し方や持ち帰った後に必要な道具については、他の記事で詳しく書いていますので、そちらを参考にしてみてください。

夏がオススメ!魚を見たり捕まえたり

潮だまりに残っていた魚 ハゼの稚魚?

やどかり捕りの他には、潮だまりに残った魚を捕獲することもできます。100均に売っている柄から網までが30cmくらいのタモを準備していくと良いでしょう。動きの遅い魚であれば、100均で売っている虫かごやコンビニのアイスコーヒーカップで捕まえることもできます。

上の写真のようなハゼ?のような魚がたくさんいます。この魚は比較的動きが遅いので簡単に捕まえることができます。うちの子供は最初はなかなか捕まえることができませんでしたが、コツをつかむと次々に捕獲していました。

夏場であれば、ゴーグルとシュノーケルを付けて岩の周りの魚を見ている子供たちを見かけます。その他ライフジャケットや浮き輪を身に着けて水中を覗いている子供たちもいます。ただ、潮の流れの速い場所もあるので、親がライフジャケットや浮き輪を掴んでおくことと、親の腰よりも深い場所にはいかない方が良いでしょう。 ゴーグルとシュノーケル は、夏場であればコメリやイオンの他にもコンビニで売っていることがあります。

小さな子供の場合には、水めがねも良いと思います。とっ手の付いた筒の底に透明のレンズが付いているものです。我が家の水めがねは、コメリで購入しました。

年中できる!貝殻やシーグラス拾い

大房岬で拾った貝殻とシーグラス

やどかりの家探しを砂浜で行っているときれいな貝殻やシーグラスが落ちています。

貝殻って何で拾いたくなるんですかね?拾って何かに使うわけではないのに、きれいな貝殻を見つけると拾ってしまいます。

シーグラス(ビーチグラス)は、海を流れる間に角や表面が削られたビン等のガラスの破片です。こちらもいろいろな色のシーグラスが落ちており、とてもきれいです。シーグラスを使ったアート作品というものもあります。言い方は悪いかもしれませんが、外房よりもゴミがより多く流れている内房側の砂浜の方が多くのシーグラスを見つけることができるような気がします。夏休みの自由研究や工作にいかがでしょうか?

1点だけ注意してほしいのが、シーグラスはあくまで自然が研磨してできるものなので、研磨の甘いものも混じっています。このようなグラスは手を切ったりする危険もあるので、シーグラスを子供が拾う際には保護者の方が注意深く見てあげてください。

その他カニ釣り等も

上の写真の大きな岩の下はカニの住処になっています。岩の上からスルメをくくり付けた糸を垂らしてカニ釣りをすることもできます。カニの種類はおそらくイワガ二ではないかと思われます。

カニ釣り等については行い次第追加の情報をアップしたいと思います。

カブトムシ・クワガタ捕り

大房岬産カブトムシ

大房岬は、磯遊びで有名ですが、駐車場から海に下りる間や駐車場の周りは、多くの木に覆われています。数は多くないですが、夏場にはカブトムシやクワガタを捕まえることができます。関東では7月前半にカブトムシやクワガタを多く捕獲することができるそうです。

大房岬産コクワガタ

無意識のうちに刷り込まれている、8月、夏休み、カブトムシ・クワガタというイメージだと遅いみたいです。カブ・クワマニアの間では常識以前の問題のようです。僕も30年ぶりくらいにカブ・クワ捕りをして初めて知りました。ネットってすごいですね。勉強になります。

クヌギの幹(左)と葉(右)
マテバシイの幹(左)と葉(右)

駐車場から少年自然の家を経由してバーベキュー場まで行く道があり、その道沿いにクヌギの木やマテバシイの木が生えています。これらの木にカブトムシやクワガタがいることが多いです。ソメイヨシノなど他にも多くの樹液を出している木がありますが、決まった木にばかり集まるようです。

駐車場からバーベキュー場まで行く道は、舗装がされていますので、ベビーカーを押して行くこともできると思います。下の子が小さい家族でもカブ・クワ捕りを楽しむことができるでしょう。

100均で揃うカブ・クワ捕獲セット

持ち物は、タモ、スコップ、虫かご、ストッキング型の排水ネット、これらを入れるバッグです。全部100均で揃えることができます。クワガタを専門に捕まえている人なんかだと、釣りに使うルアーケースに入れている人を見ることもあります。

スコップは、木の根元にある葉っぱをどかしたり、 カブトムシやクワガタ を捕まえたときに虫かごに土を入れるのに使います。木の根元にカブトムシやクワガタがいることもあるそうで、あると便利な道具です。

また、排水ネットですが、100均の虫かごは蓋の吸気口が大きいため、コクワガタくらいの大きさだと吸気口から逃げ出してしまうことがあります。これを防ぐためにストッキング型の排水ネットを使います。

ただ、排水ネットはあくまで応急処置だと考えてください。コクワガタであっても時間があれば排水ネットに穴をあけることができ、そこから逃げ出してしまうためです。コバエ侵入防止の不織布等の方が逃走防止の効果はあるかもしれません。

服装は、蚊やほかの虫もいるので、長袖・長ズボンが良いと思います。また、賛否のわかれるところですが、個人的には子連れの虫捕りでは、虫除けをしておいた方が良いと思います。

なお、公園内にはスズメバチの巣のある場所があります。また、カブ・クワの集まるような樹液がたくさん出ている木にはスズメバチも集まりやすいので、よく注意をしてください。僕もクワガタを見つけたと思ってタモを被せたら、タモの中にスズメバチが入っていたことがありました。何事もなかったかのようにタモを振ってハチを出し、家族全員すぐにその場から退散しました。誰も刺されなくて良かったです。

9月10月のハゼ釣り

9月10月には磯でハゼ釣りもできます。狙い目の時間は、干潮で、潮だまりに残ったハゼを釣ることができます。新月や満月の日であれば、潮の満ち引きが大きくなりますので、特に釣りのできるポイントが多く出現します。

 
  干潮・満潮の時間については、「館山 満潮時刻」でググるにゃ
深くなっている穴の中にはベラも

足下まで針が届けばよいので、リールを使わない延べ竿でも構いませんが、少し深い所にエサを落とすとベラも釣れますのでリール竿がおすすめです。竿の長さは1.6m~2.4mくらいあれば十分です。

自分が見た中で一番安かったものを下に載せておきます。釣具屋さんやホームセンターにも竿とリールのセットは売っていますが、値段はネットの方が安いと思います。

ハゼ釣りの仕掛け①三又サルカン②ナス型おもり③針④エサ

仕掛けは、釣具屋さんに売っているハゼ釣り用の仕掛けでもいいのですが、ここのハゼは全般に少し小さめなので、一般的に市販している6号のハゼ用の針だと少し大きい気がします。また、市販の仕掛けは、針からサルカンまでの糸が少し長いかなぁというものが多いです。参考までに僕の作っている仕掛けを載せておきます。簡単な仕掛けなので、費用も市販の仕掛けを購入するよりも安く済みます。準備するのは、以下の3つです。

  1. スナップ付き三又サルカン(できるだけ小さいもの)
  2. 2号~5号のナス型おもり
  3. 4号のハゼ針or袖針(ハリス付き)

まずは上の写真のようなスナップ付き三又サルカンを準備します。スナップ付き三又サルカンは、「ト」の字をしていて、トの字の上端と右端が輪っか、下端がスナップになっています。釣具屋さんにもだいたい置いてあります。300円~400円くらいで売っています。できるだけ小さいものを購入してください。下端がスナップではなく、全部が輪っかになっているものも売っているので注意が必要です。全部輪っかのものの方が値段が安いので、値段が安いなぁと思ったら全部輪っかになっていないかを見てみてください。

三又サルカンの上端には、リールからの糸を結び、下端のスナップには、ナス型おもりを付けます。ナス型おもりは、2号から5号が良いと思います。写真では1号を使っていますが、少し深い所に落とすときに、1号だと軽すぎて流されてしまいました。5号にすると、落としたい場所にある程度落とすことができました。釣具屋では、ばら売りをしているところもあり、1つ数十円で購入できます。もちろんamazon等でも購入可能です。

三又サルカンの右端には、針の糸(ハリス)を結びます。サルカンから針までの長さが5cm程度になるように糸を結びます。針は、ハゼ用針や袖針の4号ハリスが0.6号~0.8号のものを使っています。大房岬にかかわらず、9月くらいのハゼ釣りではまだハゼが小さいので針は4号が良いとハゼ釣り名人に教えてもらったことがあります。針は、ハリスの付いているものが300円~400円くらいで売っています。

釣る際には、針にエサのアオイソメを付けます。ハゼは何でも食べるためエビ等のイソメ以外のエサを使っても良いのですが、エサ持ちが良いので、僕はアオイソメを使っています。イソメは、2cmほど付けたら後は切ります。切ったものも使うことができるので、大事にイソメ容器に戻しましょう。

アオイソメは、釣具屋さんで1パック500円くらいで売っています。釣具屋さんによっては量り売りをしており、何グラム欲しい?と聞いてくることもありますが、500円分と答えれば大丈夫です。問いに対する答えになってないよ、と思うかもしれませんが、だいたい釣具屋の定員さんは慣れていますので。500円でこんなに少ないの?という量であることが多いですが、だいたい1日遊ぶのには十分な量です。

ゲジゲジ系はちょっと、という方や釣具屋に寄る時間がない、という方は、パワーイソメという商品もあります。簡単に言うとゴムのようなものでできた疑似餌です。正直、本物よりは釣果が落ちますが、これでも釣ることはできます。こちらを使用する場合も、針に付けた後に2㎝ほど残して後は切ります。

ハゼとベラ

釣り方ですが、勝手が分かるまでは、水溜りのような浅い所で始めるのが良いと思います。エサを落としたところにハゼがいれば、あっという間にわさわさと寄ってきてみんなでつつき始めます。逆に、ハゼがいなければエサを落としても寄ってきません。おもりがあちこちに動き回り始めたらゆっくりと竿を立ててあげるとハゼが針にかかります。ときどきすごく小さなハゼが釣れますが、できればそのようなハゼはリリースしましょう。

慣れてきたら少し深い所にエサを落としてみましょう。少し深い所には、ベラ等の他の魚も住み着いています。ベラというのは虹色がかったきれいな魚です。ハゼよりも大きく、引きも強いので釣りらしさをより楽しむことができます。

釣った魚は、持ち帰って唐揚げで食べることができます。うろこ・頭・内臓を取った上で片栗粉を付けて揚げるだけです。味付けは、塩コショウを適量で。

 
魚の詳しい捌き方は、You Tubeで
 
君、捌いたことなんかあるん?

宿泊もできます

我が家ではまだ宿泊したことがありませんが、大房岬自然公園内には、キャンプサイトやホテルがあり宿泊することもできます。

キャンプ場

2021年9月時点でのキャンプ場の情報は以下のとおりです。

利用期間12/29~1/3を除く通年(ただし、繁忙期(連休や夏休み期間等)のデイキャンプは除く)
チェックイン13:00~16:00(デイキャンプは9:00~16:00)
チェックアウト8:30~11:00
料金1泊1張630円(タープもテントと同様にカウント。定員が6人以上のもの、前室付きのものは2張分の料金)
予約キャンプは利用月の1年前の1日9:00より。デイキャンプは利用月の1月前の1日9:00より。
電話0470-33-4551(大房岬ビジターセンター)

キャンプサイトは、第1キャンプ場、第2キャンプ場の2か所のサイトからなります。第1サイトは、第2サイトよりも広いサイトで、第2サイトは第1サイトよりもトイレが近くにあります。家族連れには、第2サイトがオススメのサイトのようです。

キャンプ場の施設としては、かまど、6人掛けの常設のテーブル、水場があります。

注意点は以下のとおりです。

  • オートキャンプ場ではありません(車は公共駐車場に駐車。(キャンプ場から徒歩10分。無料。24時間出入り可能))。
  • 公園内は基本的に車の進入不可。ただし、チェックイン及びチェックアウト時の荷物の移動の際のみ、インフォメーションセンターで通行許可証を貸与。通行許可証を掲示した車両であれば、ビジターセンターまで進入できる。ビジターセンターからキャンプ場までは徒歩2~3分。荷物の運搬用にリヤカーの貸出アリ。
  • ペットの同伴は不可。
  • 直火禁止。常設のかまどを利用するか、焚き火台等を持参すること。
  • キャンプ場内は花火禁止。ビジターセンター前で手持ち花火のみできる。
  • キャンプ場にコンセントはナシ。

HOTEL & RESORTS MINAMIBOSO(旧・富浦ロイヤルホテル)

また、キャンプ場の他には、ダイワロイヤルホテルの経営するホテルもあります。ペット専用プランを利用することで、ペット同伴で宿泊ができるそうです。詳しくはホテルのHPをご参照ください。

【公式】ホテル&リゾーツ 南房総|千葉・南房総のリゾートホテル (daiwaresort.jp)

釣り場で有名な南けい船場の現在

釣り場として有名だった南けい船場(ミナミ・ケイセン)は、2017年の台風21号の影響で崩れたままであり、立ち入り禁止となっています。復旧の見通しは立っていないようです。

以上に紹介したように大房岬ではいろいろな遊びを楽しむことができると思います。また、一度子供を連れて行ったことのある方でも子供の年齢が上がるとまた別の遊びを楽しむことができると思います。僕も要塞跡地や洞窟等まだ行っていない場所があり、これらに行くことも楽しみにしています。

追加の情報が出てきましたらまたこのページに追加したいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。今回はここまで。

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