【ライト・イナダ船】平塚・庄三郎丸【相模湾】

  • 2021年10月3日
  • 2021年10月4日
  • 未分類

初夏のイサキのように自分の中でお決まりなのが、秋のイナダ(ブリの幼魚、関西ではハマチ)です。東京の我が家からですと、相模湾(平塚や小田原)又は東京湾(保田)で釣ることができます。最盛期には、スソ(船中で一番少ない人)でも10匹以上ということが珍しくなく、簡単でありながら引きも楽しめ、しかもうまいということで毎年1度は行っています。

ゲストにカンパチ・真鯛・アジ等も釣れることがあるので、夕飯はいろいろな魚を食べれるのもこの釣りの楽しい所です。

今回は、釣行前数日間の釣果から相模湾を選択しました。船宿は、平塚の庄三郎丸です。

庄三郎丸・基本情報

URLhttps://www.shouzaburo.com/
住所神奈川県平塚市千石河岸57−37
Tel0463-21-1012
定休日火曜日(詳細は船宿にお問い合わせください)
駐車場無料
アクセス東京駅から車で50分、平塚駅から送迎あり

東京から東名を使っていく際、古いナビだと厚木ICから下道を案内することがあります。厚木ICから下道を使うと時間がかかるので、手前の海老名JCTで圏央道に乗り茅ヶ崎海岸ICまで行くのが良いと思います。Google map等では、圏央道を使う道が出ます。特に、帰りは下道で厚木ICまで向かおうとするとすごく時間がかかります。

車でない方には平塚駅からの送迎があります。必要な方は予め電話にてお問い合わせください。

2021年9月時点でのライト・イナダ船の基本情報は以下のとおりです。

  • 料金:10,500円(割引券の提示で500円引き、女性・学生は別途割引料金あり)
  • ライフジャケット:貸出あり(無料)
  • 貸し道具:あり・有料(竿・リール・天秤・プラかご・クッションゴム・おもり)
  • 仕掛け:受付で販売あり(ウイリー・喰わせサビキ・竿カッタクリ)
  • エサ:アミコマセは料金に含まれる、付けエサ(オキアミ・イカ短)は別途準備が必要(オキアミは受付で購入可能)
  • 氷:別料金・釣りの前と後で購入可能(200円)

女性・高校生・大学生は3,000円引き、中学生は3,500円引き、小学生は4,000円引きです。

土・日・祝は、電話予約が必要です。最盛期の土日には、20人×3隻出しをする等、かなり人気があります。今回は、9月中旬の平日でしたが8人×2隻での出船でした。

船に乗るまで

当日は、出船の1時間前、5時までに集合します。

船宿前 Google map より転載

まずは、船宿の前まで行き店の前で一度車を停め、荷物を降ろします。交通整理をしているスタッフに釣りものを言うと、どの駐車場に停めるか指示を受けます。スタッフは複数いるため、分かりやすく案内してくれます。駐車したら船宿に戻ります。

受付が始まっていたら受付のおじさんに釣りものを言い、席を決め料金を支払います。釣り座は受付順に選ぶことができます。カード払いも受け付けています。受付前でしたら、受付に置いてある座席表に自分の名前を書き、受付が始まってから料金を支払います。付けエサや氷はこの時一緒に購入できます。

受付で支払いを行うと、乗船票と座席が記載された紙をもらうのでそれに名前や住所を記入し、乗船票のみ切り離して受付横の箱に入れます。座席の記載された紙は船に乗る際に必要になるので、持ち続けます。

氷は引換券を貰い、氷を配っている場所で券と引き換えに氷をもらいます。釣り後の氷は、クーラーボックスの近くにいるおばちゃんにお金を払い、クーラーボックスから持っていきます。

仕掛けは、船宿の中の売店で売っています。

船宿から船までは少し距離があるので、船宿の車で移動します。釣りものが案内されるので、準備のできている人からトラックに荷物を載せて自分はワンボックス車に乗り、船まで移動し乗船します。

6時になったら出船します。港から最初のポイントまでは10分弱と非常に近いので、乗船後はどんどん準備を進めます。

仕掛け

仕掛けは最低でもウイリーと喰わせサビキの2種類、好ましくは竿カッタクリも準備します。すべて船宿の売店で購入できます

ウイリー仕掛けは、全長:2.5~3.5m、ハリス:4~5号、針:グレ9~10号の2本or 3本針がオススメとのことです。ただ、ハリスは4号だと切られることがあると聞いたことがあるので、僕は5号を使うようにしています。一緒に行った知り合いがワラサ(イナダの成長したもの。60㎝以上且つ3㎏以上)をかけていたのを見ても、やはり5号が安心だと思います。

なお、ネットショッピングで購入する際には、仕掛けの中身と写真とが異なっていることもあるのでご注意ください商品説明の数字を必ず見るようにしてください。


喰わせサビキは、特に指定が無かったのですが、以下のものを使いました。

必要な道具

必要な道具について説明します。

竿

おもり負荷30~50号、1.8m~2.7m、7:3or6:4のやや先調子の竿がオススメとのことです。僕もこの条件に当てはまる竿を使いました。

リール・道糸

リールは、小型電動又は手巻きの中型両軸リールです。さほど深い所まで行きませんし、錘も40~60号なので手巻きでも対応できると思います。

道糸は、PE2号又は3号、できれば2号でとのことです。PEは、1mごとにマークの付いているもので。

僕は、シマノのプレイズ400にPE2号を200mほど巻いたものを使いました。

バッテリーは船に付いているようでしたが、僕は自分のバッテリーを持ち込んだので、船のバッテリーが安定しているかなどについては不明です。必要な方は乗船予約時等に聞くことをオススメします。

テンビン

天秤は、30㎝~40cmの片テンビンを使います。

プラかご・おもり

プラかごは、サニーちびライト40号、サニーFL40号が船宿推奨です。

ただ、喰わせサビキの時には、かご、仕掛け、錘の順につなげるので、道具を少なくするためにも錘の付いていないサニーFLマークⅡやサニーかごMの方が良いと思います。

ウイリーや竿カッタクリの時はおもり40号、喰わせサビキのときはおもり60号との指示を受けました。仕掛けによっておもりの重さが変わることからも、FLマークⅡやサニーかごMが良いと思います。60号のおもりについては船内で無料で貸し出していました。

クッションゴム

直径1~2㎜・長さ30~50cmのものを使います。

クッションゴムを使うのはウイリーの時だけで、喰わせサビキや竿カッタクリでは使いません。

付けエサ

ウイリー仕掛けでは一番下の空針にオキアミやイカタン(イカを短冊状に切ったもの)を付けます。

乗船後

6時の出船後に10分経たずに最初のポイントに着きました。基本的にはウイリー仕掛けからスタートするそうです。最初のポイントまであっという間に着くので、出船前に船長に最初はどの仕掛けを準備しておくか聞いておくのが良いと思います。

棚の指示は「上から○m~○mを探ってみて」と上からの棚の指示が出ていました。この日の船長は、待ち時間の指示等も細かく出していてやりやすかったです。

ベイト(いわし等のエサになる魚)が多いと船長がベイトが回ってるから喰わせサビキに変えて、など指示を出します。

また、この日はソーダガツオも多く回っていたので、途中からカッタクリに変更しました。カッタクリの場合、ウイリーや喰わせサビキに比べてソーダのかかる率が下がるそうです。カッタクリの合わせのタイミングがよく分からなかったので、船長に教えてくれと言ったら、中乗りさんが丁寧に教えてくれました。イメージとしては、ルアーの合わせのようにかなり思い切って合わせを入れます。

この日は何度かポイントを変えながら13時ころまでボチボチと連れ続けました。

釣果

釣果は、イナダ12、カンパチ2、アジ1、ヒラソーダ1、マルソーダ多数でした。

イナダは、途中から小さめのものをリリースし、持ち帰りは8匹。ご近所にもおすそ分けし、自分のところでは5匹を消費。マルソーダは、釣ったその日の夕飯用に3匹ほど持ち帰りました。

釣ったその日の夕飯では刺身をまだ出せないので、マルソーダやサバを持ち帰って竜田揚げにすることが多いです。子供が喜んで食べてくれます。自分のビールのあてにもよく合います。

今回は久々にカンパチが混じったのが嬉しかったです。今年の釣果を見ていると、相模湾では割りとカンパチが混じっているようです。

イナダは刺身中心ですが、毎回最後の方は飽きてきます。今回は漬け丼とイナダユッケを作ってみました。両方とも味変成功で最後までおいしくいただけました。

今回は南房総ではなく平塚でしたが、南房総にもイナダやワラサが回ってきたらそっちにも行ってみたいと思います。シーズン中にもう一度くらいはイナダ釣りに行きたいな。

今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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