意外に長い館山道を走り終わり富浦ICを下りると、すぐ近くにあるのが道の駅 とみうら枇杷俱楽部です。名前からも分かるとおり、このあたりは房州びわというびわの名産地で、5月6月の房州びわの収穫期には、びわ狩りもやっています。
枇杷俱楽部に対して館山バイパスを挟んだ向かい側には、高速バスのとみうら枇杷倶楽部バス停があるので、高速バスで観光に来られる方も比較的簡単に寄ることができるのではないでしょうか。また、JR内房線の富浦駅からは徒歩15分で枇杷倶楽部まで来ることができます。
今回は誰にとってもアクセスのよい、道の駅とみうら枇杷俱楽部を紹介したいと思います。
とみうら枇杷俱楽部
URL | https://www.biwakurabu.jp/index.html |
住所 | 南房総市富浦町青木123-1 |
Tel | 0470-33-4611 |
営業時間 | 平日 10:00~17:00 土日祝 9:15~17:00 |
定休日 | 無休(但し、レストラン等一部お休みの場合が年間数日あります) |
駐車場 | 無料(乗用車69台(うち身体障害者向け4台) / 大型車15台) |
アクセス | 東京駅から車で1時間20分、館山道富浦ICから車で3分 |

富浦ICを下りて車で3分ほどの距離にあり、位置的には富浦ICと大房岬(たいぶさみさき)との間にあります。大房岬の駐車場までは車で5分ほどで着きます。子連れの方は、大房岬での遊びとセットで寄ることができます。
大房岬については、別で記事にしていますのでよろしければこちらもご覧ください。
道の駅としてはさほど大きくはないと思いますが、いろいろなお店やイベント等が開かれています。
駐車場は24時間開いており、屋外のトイレについても24時間使用可能です。また、今では珍しい公衆電話もあります。なお、トイレについては、営業時間内であれば店内のトイレの方がきれいだと思います。
その他には、サイクリスト向けの自転車置き場やEVの充電スタンドもあります。
びわマルシェ、ショップ、テイクアウトコーナー、カフェレストラン
びわマルシェは、地元農家さんの作った野菜を売っています。いわゆる野菜直売所です。道の駅全般に言えると思いますが、時期が合えば色々な種類の新鮮な野菜を安く買うことができます。
ショップは、びわジャムやびわゼリー等びわを使ったオリジナル商品が豊富にそろっています。びわ以外では、干物も売っています。
テイクアウトコーナーでは、枇杷倶楽部オリジナルのびわソフトが販売されています。毎朝自社工場で手作りしているとのことです。
カフェレストランでは、カレーやパスタ中心の食事メニューを提供しています。カレー系のメニューは、びわカレーを使っています。食事メニューは、単品で900円、ドリンク又はびわソフトの付くAセットが1,150円、ドリンクとびわソフト両方が付くBセットが1,350円です。カレーやパスタの他にはピザやホットケーキ、スイーツもあるので、子供連れでも何かしら食べるものがあるのではないかと思います。
いちご狩り、びわ狩り、菜の花摘み
いちご狩りは、1月~5月まで開催されており、12/1から予約を受け付けています。30分食べ放題で1,000円~1,800円です。入園者が多い場合には、予約客が優先となるので、予約しておくのがおすすめです。食べることのできる品種は、時期によって変わります。
びわ狩りは、5月6月に開催されています。料金は2,200円~2,700円。こちらも週末は特に混雑しますので、予約をしておいた方が良いでしょう。
菜の花は、2月中旬~3月中旬に咲き、食用菜の花摘みをすることができます。料金は、350円~550円。
インフォメーション、その他
インフォメーションでは、花摘みやいちご狩り、その他の観光施設についての情報を教えてくれます。
その他、様々な体験型の企画を行っていましたが、新型コロナとの関係で現在は一部を除き休止中です。
近隣施設(とみうらマート・房総の蔵 お百姓市場・南房総市観光インフォメーションセンター)
枇杷倶楽部の周囲には、館山バイパスに沿って同じ並びにとみうらマートと房総の蔵 お百姓市場があり、向かい側に南房総市観光インフォメーションセンターがあります。観光インフォメーションセンターの隣は、高速バスのバス停です。これらについても紹介いたします。
富浦漁港直送の鮮魚がウリ とみうらマート

URL | http://www.mirai-kikaku.co.jp/ |
住所 | 南房総市富浦町青木100-1 |
Tel | 0470-20-4222 |
定休日 | 不定休(鮮魚コーナーは時期によって土日祝のみの営業) |
枇杷俱楽部と同じ敷地内にあり、駐車場は共用です。
営業時間は以下の通りお店によって異なります。
1階 店内みやげ物 | 9:00-17:30 |
2階 お食事処 | 10:30-16:00 |
鮮魚等店頭販売 | 10:00-16:00 |
アイス・ソフト | 10:00-16:00 |
とみうらマートは、物産館です。みやげ物に関しては、干物等の一部商品が枇杷倶楽部やお百姓市場と重なります。
一方、鮮魚に関しては、とみうらマートのみでしか取り扱っているのを見たことがありません。ここの鮮魚は、富浦漁港直送とのことです。近海の魚がかなり安価で販売されています。
2階のお食事処のメニューは、やはり海の幸が中心です。一度食べているところを見てみたいのが、「房州名物 伊勢海老味噌ラーメン」お値段1,800円!そのほかのメニューに関しては、マグロ丼や金目の煮付け、寿司等オーソドックスで、値段も750円~1,400円と特別高くはないメニューがそろっています。
アイス・ソフトに関しても、地域柄びわ味で枇杷倶楽部・お百姓市場とかぶっていますが、味は三者とも異なり、どこが好きかは好みの分かれるところのようです。
海鮮BBQやってます お百姓市場

URL | https://www.ohyakusyou.com/ |
住所 | 南房総市富浦町青木103-1 |
Tel | 0470-33-4432 |
営業時間 | 売店:9:00~17:00 BBQ:10:30~15:30(最終受付) |
定休日 | 売店:無休 BBQ:平日 |
駐車場 | 無料(普通車10台、大型車10台) |
枇杷倶楽部に隣接しており、敷地は一応別のようですが、お互いに行き来ができるような造りになっています。
お百姓市場最大の特徴は、炭火焼海鮮バーベキューができるところです。大人2,980円、小学生1,980円、未就学児(4歳以上)980円で浜焼きの90分食べ放題+ソフトドリンクバーを提供しています。海鮮は、牡蠣、ハマグリ、サザエ、海老、串物、寿司等バラエティに富んでいます。別料金でアルコールの提供もあります。
また、食材を持ち込み、機材をレンタルするBBQも提供しています。機材レンタルは、機材一式とテーブル1台(1~4名)が90分間で3,000円、ソフトドリンクバーは別料金380円で付いてきます。
なお、緊急事態宣言との関係で2021/09/30までバーベキューは休業中です。売店は開いています。新たな情報が入りましたら追加します。
現在、炭火焼海鮮BBQは土・日・祝日のみ営業中とのことです。
その他には、枇杷倶楽部と同じく1月~5月までいちご狩りができ、5月6月にびわ狩りができます。
いちご狩りは30分の食べ放題で6歳以上2,000円、3歳~5歳1,800円です。料金は5月に近づくにつれ徐々に下がっていきます。バリアフリーになっているので、ベビーカーでも楽しむことができます。いちごの種類は、紅ほっぺ、章姫、さちのか、やよい姫を取り扱っています。
びわ狩りは30分の食べ放題で2,800円です。びわ園まではお百姓市場から約5分かかりますが、送迎をしてくれます。
売店については、枇杷倶楽部やとみうらマートで販売している商品と一部が似ていますが、海鮮BBQ場があるせいかホンビノス貝等他の2店では売っていないようなものを売っていることがあります。また、夏休み時期に行った際には、このお店だけカブトムシやクワガタを販売していました。
あとは、こちらのお店もびわソフトを販売しています。ソフトクリームは、びわソフトを含め9種類取り扱っています。

トゥクトゥクを借りれます 観光インフォメーションセンター

URL | https://tateyamacity.com/archives/4166 |
住所 | 南房総市富浦町原岡89-3 |
Tel | 0470-28-5307 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 年中無休 |
高速バスのバス停である、とみうら枇杷倶楽部のすぐ隣にあります。このバス停には、東京駅、新宿駅(バスタ新宿)、千葉駅、横浜駅からのバスが停まります。
このインフォメーションセンターでは、自動車・自転車・トゥクトゥクを借りることができます。
自転車は、普通の自転車を1日500円、電動アシスト自転車を1日1,000円で借りることができます。
自動車は、トヨタレンタカーの窓口になっており、9:30以降にここで車を借り20:00までにトヨタレンタカー館山駅西口店に車を返却します。予約は利用希望日の3日前16時までに行う必要があります。
高速バスで館山まで移動し、館山ではレンタカーで観光をするという回り方もできますね。
また、今回びっくりしたのは、トゥクトゥクを貸し出しているということでした。今回この記事を書くために調べていて初めて出てきた情報です。しかもこのトゥクトゥク、2022年2月までは無料で借りることができます。
レンタカーとトゥクトゥクの詳細については、以下のURLをご参照ください。
最後まで書いているうちに、自分の心はすっかりトゥクトゥクに奪われています。これに乗る機会がありましたら、報告します。
とみうら枇杷俱楽部は、南房総の入口にありますので観光の際には最初か最後に寄るのが良いと思います。お土産になるものもたくさん販売しているので、どちらかというと最後が良いかもしれませんね。
お百姓市場のBBQ等、追加の情報が出てきましたらまた情報をアップしたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。それでは。
ゆる2continued!