【東京湾】木更津ですだて遊び【網元つぼや】 後編

前編では、当日までに必要なことや料金等について書きました。後編では、乗船当日のことについて書いていきます。

今回お世話になった船宿さんは網元つぼやさんです。

東京湾 木更津 網元 つぼや すだて遊び (fc2.com)

乗船まで

出港時刻の30分前までに集合場所に集合します。集合場所は、港の駐車場で以下の場所です。Google mapで「網元つぼや」で検索すると出てきます。「網元つぼや スダテ遊び」と記されている場所がそうです。木更津金田ICを降りてから3分ほどで着きます。

カーナビ等で検索する場合には、金田漁業協同組合(千葉県木更津市中島4412)で検索すると近くまで案内されるそうです。

出港時刻の30分ほど前になると受付の軽トラが駐車場のすぐ近くに来ます軽トラのトランクに「受付」と書いてあるのですぐにわかると思います。ここで名前を言ってお金を払います。複数の船が出る場合には、ここで乗船する船を教えてくれます。

駐車場の隅にトイレがありますが、スタッフさんが開錠するまで入ることができません。木更津金田ICを出てからコンビニに寄り、氷や飲み物を買うついでにトイレにも入っておくと良いかもしれません。

更衣室は一応ありますが、数が少ないのと出港前は多少バタバタするので、現地に着く前に着替えを済ませておいた方が良いと思います。

出港時刻の15分ほど前になるとつぼやさんのスタッフの方が桟橋に船を寄せてくれますので、クーラーボックスを持って指定された船に乗ります。

乗船後

乗船後は5分ほどですだて遊びの場所に着きます。波も小さいので酔い止めは、船酔いがよっぽどひどい人でもない限り不要だと思います。船にトイレが付いていますので、すだて遊びの間は、船のトイレを使うことになります。

魚とり

我々が参加した日は、すだての中にエイが多く入っていたらしく、それを追い出してからすだての中に入れてもらいました。エイを追い出すまでの間は、船の周りで海に入って遊んでいました。到着した直後は、まだ大人の腰くらいまで水位があったので、人によっては泳いでいました。

エイを追い出し、準備が整ったらスタッフさんが呼んでくれるので、すだての入口に集合です。このときタモと捕獲した魚を入れる網をもらいます。先に子供が入り魚獲りを開始し、少し経つと大人も入ります。

私が入ると、上の子は早速40cmオーバーの真鯛を取っていました。周りを見ると、不自然なくらいに皆さん真鯛を捕まえていました。この日は、エイが入っていたせいで他の魚があまり入っていなかったのでしょうか、おそらく仕込みの真鯛が入っていたのではないかと個人的には思っております。このあたりで真鯛が釣れるというのはあまり聞いたことがありませんし。。。まあ仕込みだったとしても、こんな仕込みだったら大歓迎ですよね。

この他には30cmくらいのクロダイ1匹、30cmくらいのセイゴ(スズキの幼魚)2匹の計4匹を家族全体で捕獲しました。年長さんの次女には少し難しかったらしく、次女だけ捕まえることができずに拗ねていました。

他の家族の網を見たところ、真鯛、クロダイ、セイゴの他に、ダツのような魚も見えました。すだてで獲ることのできる魚の一つにダツが入っていたので、おそらくダツで間違いないと思います。その他にはメゴチのような魚の入った網を持っている方もいました。

今回は見ることができませんでしたが、その他にはアオリイカやヒイカ、カレイ等が入ることもあるそうです。

すだての中に入って1時間も経たないうちに魚がいなくなってきます。すだて内の魚がいなくなってくると、スタッフの方が必要な人は魚絞めるからねーと声をかけてくださりますので、魚の入った網を持ってスタッフさんのところに行きます。のこぎりのようなもので首のあたりと尻尾のあたりを切り、血抜きをしてくれます。氷はこの時にもらうことができます。

頭としっぽに切り込みを入れて血抜きをします

船に戻り氷をクーラーボックスに移した後、網ごと魚を海に浸けておくとしばらくして血が出なくなりますので、血が出きったところで魚もクーラーに移します。

潮干狩り

引き続き、すだての外で潮干狩りやカニ獲りをすることができます。潮干狩りに使用する熊手は借りることができます。潮干狩りでは、あさりの他、青柳(バカ貝)やアカニシ貝も混じります。また、カニはイシガニを5匹ほど獲ることができました。

イシガニ 味噌汁にすると良い出汁が出ます

魚とりで拗ねてしまった次女も、貝を見つけるたびにみんなに褒められ何とか機嫌を直してくれました。

あさり、青柳、アカニシ貝が獲れました

食べることのできる生き物の他には、やどかりがたくさん歩いていました。その他には、なんという名前か分からない小さなカニや、タツノオトシゴなんかも流れてきました。タツノオトシゴは動きが遅いので簡単に手で摑まえることができていました。

9:30頃になると(出港から2時間30分ほど)お弁当とアサリの味噌汁の準備ができ、スタッフさんが呼んでくれます。かなりボリュームのある穴子丼とアサリ汁が出てきました。子供には子供用の少し小さめのお弁当が準備されていましたが、こちらもかなり多かったです。

穴子丼とアサリ汁 ごはんたっぷりタレたっぷりな「漁師飯」

船上でお弁当を食べ、食べ終わった後は再び遊びを再開します。

下船後

この日は11:00帰港の予定でしたが、帰港したのは12:30頃でした。帰港後は真水を準備してくれていましたので、そこで足や手を洗い、着替えてから帰宅しました。更衣室の数が少ないので、終了後の着替えには少し時間がかかるかもしれません。

なお、更衣室は小さいため子供と一緒に入ることが難しいと思います。待ち時間も長いので、車の中やラップタオルで着替えることができる場合には、更衣室を使わないのも手かもしれません。また、我々の車には防水のシートが入っているため、子供たちは水着の上からそのまま服を着てしまい、シートの上に座って帰りました。

真鯛は、刺身、こぶ締め、カルパッチョ、クロダイは唐揚げ、刺身、セイゴはムニエル、刺身、イシガニは味噌汁、貝はまとめて炊き込みご飯にして食べました。刺身は、1日寝かしたものよりも2日寝かしたものの方がおいしかったです。

左下から時計回りに真鯛のカルパッチョ、刺身、昆布締め
クロダイの唐揚げ
炊き込みご飯と魚の骨で出汁を取った味噌汁

夏休みは、まだまだいろいろな遊びをする予定ですので、適宜他の記事もアップしていきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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