【節約デュアルライフ】二拠点生活にかかるイニシャルコストとランニングコストを全部公開【東京と南房総】

ゆるめの二拠点生活を始めて2年が過ぎました。アパートの更新を一度終えたところでどのくらいお金を使ったかを自分自身でも確認するために記事を作成することにしました。

ちなみに、我が家のゆるめの二拠点生活は、月に1度又は2度ほど週末を南房総で過ごすというのが基本です。連休であれば連泊し、子供の長期休みであれば行く回数も増えます。少ない月で3日ほどから多い月で10日ほどを南房総で過ごしています。

以下の記事がゆるめの二拠点生活を考えている方の参考になれば幸いです。

アパートを借りるのに必要な費用

まずはアパートの初期費用についてです。イニシャルコストについてはやっぱりこれが一番大きいですね。月の始めから借りたと仮定して出してみました。

イニシャルコスト 金額 備考
礼金 ¥   55,000家賃1月分
手数料 ¥   55,000家賃1月分
家賃 ¥ 110,000当月分家賃+翌月分家賃
水道費込
火災保険料 ¥   16,0002年分
合計 ¥ 236,000 

家族四人が過ごすのに十分な大きさの1LDKを借りました。週末型(しかも毎週ではない)の二地域居住なので、部屋数よりも家賃を抑えることを優先し、1つの部屋にみんなで布団を並べて寝ています。

クーラーはリビングにのみ付いているので、クーラーをつけて寝るときは、リビングから寝室に冷風が入るようにしておきます。また、夏場はクーラーの効きのいいリビングで寝る組とクーラー弱めの寝室組とに分かれて寝ることもあります。

費用の内訳についてですが、我々の借りた物件は、礼金と手数料が家賃の1月分で敷金はありませんでした。手数料は相場通りなのかなぁという感じです。敷金・礼金については、敷-礼0-1が一般的というわけではなく、他の物件では1-0や1-1といものもあり、さらには0-0というものもありました。

家賃は毎月かかるコストなのでランニングコストに入ると思いますが、最初の契約時に手数料等と纏めて支払うので、費用感を分かりやすくするためにイニシャルコストに含めました。

家賃には水道費が含まれています。このような契約がこの辺りでは一般的というわけではなく、この物件ではそうなんだということでした。

月の始めから借りたと仮定しているので、家賃は当月分と次月分の丸々2月分です。月の途中から借りた場合には、当月分の家賃が日割り計算で請求されます。

火災保険も2年ごとに支払うのでランニングコストと言えそうですが、契約時に支払う必要があるのでイニシャルコストに入れています。火災保険料は2年で16,000円です。

以上を合計すると、月の始めからの契約で236,000円家の契約に必要な金額ということになります。

これは家賃によって大きく変わってきますが、敷・礼の相場が最大で合計2か月分であることを考えると、5か月分の家賃+16,000円を見ておけばひとまず家を借りることはできると思います。例えば、家賃が8万円の物件であれば、8万×5+1.6万で41.6万を見込んでおけばよいことになります。

当然、敷・礼が1-0や0-1であれば4か月分の家賃+1.6万になりますし、0-0であれば3か月分の家賃+1.6万を見込めばよいことになります。

最初に必要な家具・家電の費用

続いて、二拠点生活を始めるに当たり最低限必要と思われるものです。

冷蔵庫 ¥   11,000
沸かし太郎 ¥   24,000
掃除機 ¥     3,000
カセットコンロ ¥     3,800

冷蔵庫は、アイリスオーヤマ45ℓのものを購入しました。ビジネスホテルなんかに置いてあるものと同じくらいの大きさだと思います。家族4人分のペットボトルと夕飯のお惣菜が十分に入ります。

一応冷凍室も付いていますが、凍っていないものを冷凍させるというよりも、冷凍されているものをできるだけ溶かさない、くらいのものです。夕飯前に買ってきたアイスクリームを夕飯後に食べるような場合には十分に役割を果たしてくれます。一晩くらいであれば冷凍状態をキープしてくれています。

二拠点生活の冷蔵庫の性能としては、値段も考慮して十分に満足しています。コスパの良い冷蔵庫だと思います。

もう一つこれは以前の記事でも書きましたが、二拠点生活を始めてしばらくしてからお風呂を沸かすために「沸かし太郎」を購入しました。我が家ではガスの契約をしないことに決めたため、ガスを使わずにお風呂を沸かす必要がありました。ガスを契約しないことにした経緯についての詳細は下の記事に譲るとして、仮に今から二拠点生活を始めるとするならば、一番最初に購入するだろうなぁということでイニシャルコストに入れました。

沸かし太郎ですが、冬はお湯を沸かすまでに時間がかかりますが、安い電気代でしっかりとお風呂を沸かしてくれます。実際に導入前と導入後とでそれほど電気代に変化がありませんでした。沸くまでの時間がかかる点についても、朝に水をためて沸かし太郎のスイッチを入れておけば、冬であっても夕方には沸いているので、遊んで帰ってくる頃には温かいお風呂に入ることができます。あらかじめそのような物だと思っておけば、お湯が沸くまでの時間についてはそれほど気にはなりません。

ガスを契約する場合であっても、追い炊きの付いていないお風呂で追い炊きをするために使うことができ、あると非常に便利です。つい最近新宿区と文京区でガスが使えなくなることがありましたが、このようなときにも沸かし太郎があればお風呂に入ることができます。

掃除機についてはアパートを借りるのと前後してカタログギフトをいただいたので、アイリスオーヤマのスティック型の掃除機を貰い、南房総に持っていきました。Amazon等で3,000円くらいで似たような商品が販売されています。

カセットコンロは、もともと非常時用として購入したものがあったので、毎回車に乗せて運んでいます。これもAmazon等で似たようなものが3,800円ほどで販売されています。

その他に思いつくものとしてはカーテン布団くらいでしょうか。カーテンについては1階に住む場合には必要かもしれませんが、我が家は上階のためカーテンを使わずに生活をしています。また、布団に関しては東京の家で余っていた布団を持っていきました。

南房総に関して言えば、コインランドリーがいろいろな所にあるので洗濯機は不要かなぁと思います。そもそも我が家では、洗濯物をだいたい東京まで持って帰っています。せっかくの南房総の時間をできれば洗濯に使いたくないというのがあるからです。

毎月のランニングコスト

続いてランニングコストです。

ランニングコスト 金額 備考
家賃 ¥   55,000毎月
電気 ¥        700毎月
ガス ¥             –毎月
高速代 ¥     3,4201回
ガソリン代 ¥     1,8001回
更新費用 ¥   55,0002年に1度
火災保険料 ¥   16,0002年に1度

上にも書いた通り、家賃は水道代込で55,000円です。

次に電気は、基本料金が必要なく使用した分の電気代だけ支払うLooop電気と契約しました。2年間の月ごとの平均を出したら700円ほどでした。我々の二拠点生活のように週末移住の場合には、使用する電気の量も知れているので基本使用料のかからないこのような契約はとても嬉しいです。

続いてガスについては、上にも書いた通り契約をしませんでした。ちなみに、Looop電気にはLooopでんき+ガスというサービスもあり、こちらではガスも基本料金が無料なのですが、我々がアパートを借りた地域はサービスの提供エリア外でした。

このような状況のため、ガスを契約せずにカセットコンロと沸かし太郎で生活することとしました。ガスの料金がかからないことを考えると、24,000円の沸かし太郎を購入しても1年以内に元は取ることができる、という考えです。

高速代に関しては、霞が関⇔木更津金田の普通車の往復料金で3,420円です。近頃は、節約も兼ねて木更津金田から下道を使っています。館山道の富浦まで高速を使った場合に比べて片道20分ほど長くかかりますが、片道辺りで1,860円の節約になります。往復で3,720円と考えると結構大きいなと思っています。

ちなみに、我が家では土曜の朝一から動くために金曜の仕事後に南房総まで移動しておき、日曜日はお昼くらいまでにはアクアラインを通過し、午後は自宅でゆっくりということが多いです。渋滞に合わない時間に移動するため、移動日の金曜及び日曜の20分のロスというのはそれほど大きくありません。

ガソリン代は、およそ1,800円です。一度南房総に行くと現地での移動を含めて大体200kmほど走行します。燃費が実走で17km/ℓ、ガソリン代が150円/ℓとすると、およそ1,800円くらいかかっている計算になります。

仮に、1月に2回南房総に行くとした場合、(3,420円+1,800円)×2=10,440円が交通費としてかかっていることになります。家賃、電気と合わせると55,000円+700円+10,440円=66,140円が毎月のランニングコストということができると思います。1年で793,680円ですね。

この他に2年ごとに更新費用55,000円と火災保険料16,000円の計71,000円がかかります。月額に直すとおよそ3,000円です。更新に関する費用は、家賃1月分+16,000円を見積もっておけばよいと思います。

かかった費用を年ごとにまとめる

以上をまとめますと、1年目の費用は、954,680円

  1. アパートを借りる初期費用236,000円
  2. 冷蔵庫と沸かし太郎35,000円
  3. 最初2月の電気代1,400円
  4. 最初2月の交通費20,880円
  5. 3月目から12月目までの10月分のランニングコスト661,400円

2年目の費用は、ランニングコスト12月分で793,680円

3年目の費用(見込み)は、更新費用71,000円とランニングコスト12月分で 864,680円

4年目以降は、793,680円と864,680円とが交互にという感じでしょうかね。

うーんなかなかですなー。良い方に考えれば、家族4人でハワイ旅行行けばこれくらいかかるし、今コロナでハワイ行けないしってところですかね。なんか負け惜しみっぽいなぁ(笑)

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ゆる2continued!

最新情報をチェックしよう!