ホンヤドカリを飼っている方のブログ等を見ると、かわいい貝だと思って拾ってきたら、中からやどかりが出てきて飼うことに、という方もそれなりにいらっしゃるようですね。あとは、地引網で拾った貝に入っていた、という方も。
我が家では、捕獲したやどかりを自宅に持ち帰り5匹ほど飼っています。環境の変化に強い生き物らしく、飼うのは簡単な生き物の部類に入ると思います。初めて生き物を飼う子供にもオススメです。やどかりの飼い始めにこれだけは必要!というものを以下にまとめておきます。
これだけは必要!
- 水槽(横31.5cm×縦16cm×高さ24cm)
- ブクブク
- シーウォーター
- 砂(砂利)
- 乾燥わかめ(増えるわかめ)
- 空の巻き貝
これらは全てamazon等のネットショッピングで買い揃えることができます。
水槽とブクブク

横31.5cm×縦16cm×高さ24cm の水槽で、5匹のホンヤドカリを飼うことができています。我が家で購入したものは、ブクブクとセットで販売していたものです。
見た感じ5匹くらいでちょうどいい大きさの水槽かな、という感じです。増やしてもあと2匹くらいかな?
セットのものを選んだ理由は、水槽とブクブクが合わなかった、ということを防ぐためです。
水槽とブクブクは、セットで2,000円以下で購入できます。一応、アマゾンや楽天を探し、探した中では最安値のものを購入しました。参考に下にリンクを貼っておきます。
シーウォーター
シーウォーターというのは、水道水と混ぜて海水を作るための粉(塩?)です。我が家では、南房総に行ったときに、できるだけペットボトルに海水を汲んで持ち帰ってくるのですが、しばらく行けないことなんかもありますので、準備してあります。
25L用が500円くらいで売っています。粉なので、必要な分ずつ測りながら使います。下記のものは、水道水をそのまま使えるので、便利です。
砂(砂利)
これは、水槽の底に3~5cmほど敷いています。砂利がないとツルツルしてやどかりが歩けないそうなので、必ず敷きます。
やどかりを飼うつもりで捕獲する際には、一緒に砂利も採ってきましょう。砂利の持ち帰りのために、やどかりを持ち帰るための水槽とは別にバケツなんかを準備したほうが良いと思います。
僕は、やどかりを持ち帰る用の小さな水槽に少し多めに砂利を入れましたが、飼育用の水槽に砂利を移したら、全然足りずamazonで購入することとなってしまいました。2.5kgで1,500円前後です。ただ、持ち帰った砂利もあったため、全部は使いませんでした。
乾燥わかめ(増えるわかめ)
やどかりは何でも食べるそうです。人によっては、ザリガニのエサをメインであげている方もいらっしゃいます。我が家でもザリガニのエサをあげたことがあるのですが、わかめに比べて水が汚れやすいような気がして、わかめをメインであげています。わかめは水で戻してからあげています。冬は、ほとんど食べません。
以前、釣ってきた魚の骨を水槽に入れたら、骨についている肉にめちゃくちゃ食いついていました。うめぇ~という声が聞こえてきそうなくらいに。ただ、水がめちゃくちゃ汚れて、以来魚はあげていません。子供たちは、あのときの食いつきが忘れられず、またあげてみたいようですが。。。
空の巻き貝
引っ越し先となる貝です。5匹のやどかりに対して10個くらい入れています。今現在入っている貝とほぼ同じか少し大きいくらいの貝を入れていますが、これは大体でいいみたいです。ぱっと見、少し小さいかな?という貝に引っ越すこともあり、結局はやどかりの好みになってくるので、選択肢を与えておくことが大事な気がしています。
貝は、水槽に多めに入れても飾りっぽくなるので、貝が少なくて引っ越し先がないよりは、多めに入っていた方が良いと思います。

貝は、多少穴が開いていようが壊れていようが、気に入れば住み着きますので、あまり神経質になる必要はなさそうです。下の写真は、半壊状態の貝に住むやどかりです。

貝は、amazonでも購入可能なようです。僕は購入したことがありませんが、海で捕まえたやどかりのために購入し、無事引っ越した、というようなレビューもありましたので、ホンヤドカリ用に購入している方もいらっしゃるようですね。1,000円以下で購入可能のようです。ホンヤドカリの場合、1.5㎝~という一番小さいサイズが良いと思います。
その他いずれ購入が必要になるものなど
また、やどかりの飼い始めの時点で必要なものではないですが、ブクブクのフィルターは、古くなったら買い替えましょう。ただ、フィルターに住んでいるバクテリアも住環境には必要なようなので、頻繁に買い替える必要はないそうです。加減が難しいですが、水槽掃除のときに汚れの落ちが悪くなってきたなぁ、ヌルヌル取れないなぁ、と感じたら買い替える、くらいな気がしています。
上で紹介したブクブク用のフィルターを以下に載せておきます。
これだけは必要、というものだけでだいぶ記事が長くなってしまいました。充実したやどかりライフを送ってもらうために「あった方がよいもの」については、また別の機会にしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ゆる2continued!