「あまり」のある割り算、帯分数⇔仮分数に引き続き、第3弾です。「あまり」のある割り算、帯分数⇔仮分数については、ページの一番下にリンクを貼っておきます。
今回は、自分で求めた答えが合っているか不安になりがちな「最小公倍数」と「最大公約数」です。「最小公倍数」と「最大公約数」をエクセルで簡単に求めていきます。
最小公倍数の求め方
(1)まずは、問題となる数字を打ち込みます。
下の画像では、1問目で2と3の最小公倍数、2問目で5と9の最小公倍数、3問目で4と7の最小公倍数を求めます。

(2)LCM関数を打ち込み、Enterキーを押します。
=LCM(1つ目の数字のセル,2つ目の数字のセル)を打ち込みます。
半角の括弧()と、数字(B2)と数字(C2)の間に「,」半角のカンマを忘れないでください。

なお、3つ以上の数の最小公倍数も同じように求めることができます。半角カンマと数字を必要なだけ追加します。=LCM(a,b,c,…,z)
(3)あとは、一気に同じ計算をさせます。オートフィル機能(連続入力機能)を使います。
緑の四角の右下にカーソルを合わせて、細い十字ポインタを一気に引っ張るあのやつです。


以上です。簡単ですね。
ちなみに、最小公倍数の答えだけ分かればいい、という場合には、=LCM(a,b,c,…)のa,b,c,…の部分に直接数字を打ち込むこともできます。ただ、問題数が多い場合には、オートフィル機能を使えるので、上のようにまずは数字のみ打ち込んでしまった方が速く処理できるかと思います。
では、最大公約数に行ってみましょう。
最大公約数の求め方
(0)上で最小公倍数を求めたLCM関数に代えて、GCD関数を用います。
勘のいい方はもうお分かりかもしれませんが「LCM」を「GCD」に打ち換えるだけです。
もう細かい説明はいいよ。という方は、ここで終わっていただいてOKです。
(1)まずは、問題となる数字を打ち込みます。
下の画像では、1問目で12と8の最大公約数、2問目で20と60の最大公約数、3問目で15と6の最大公約数を求めます。

(2)GCD関数を打ち込み、Enterキーを押します。
=GCD(1つ目の数字のセル,2つ目の数字のセル)を打ち込みます。
半角の括弧()と、数字(B2)と数字(C2)の間に「,」半角のカンマを忘れないでください。

なお、3つ以上の数の最大公約数も同じように求めることができます。半角カンマと数字を必要なだけ追加します。=GCD(a,b,c,…,z)
(3)あとは、一気に同じ計算をさせます。オートフィル機能(連続入力機能)を使います。
緑の四角の右下にカーソルを合わせて、細い十字ポインタを一気に引っ張るあのやつです。


こちらも、簡単でしたね。ページの最初の方で書きました、「あまり」のある割り算、帯分数⇔仮分数についてのリンクを以下に貼っておきますので、こちらもご利用ください。
また子供の勉強に便利な情報がありましたら書いていきますね。
それではー。