子供がくもんをやっています。気づいたら僕がまる付け係になっていました。最初のうちは暗算で簡単に解けていたのですが、足し算やら引き算でも桁数が増えてくると、たまらず計算機に頼るようになりました。まあその頃から薄々感じてはいたのですが、割り算が始まり、ついに来ました。奴が。そう、「あまりのある割り算」が。計算機で対応できないやつです。
くもんで回答をお借りすることもできるらしいのですが、毎週毎週借りるわけにもいかないですよね。くもんは同じ問題を何度か繰り返して解くので、2回目以降は、丸つけをした答案を見れば良いのですが、丸つけの終わった答案も一度提出したら次の週まで戻ってきません。このため、同じプリントが2週連続で出されると、同じ問題を2週間連続でこちらも解かなくてはいけないと。
ちょっとしんどいなぁ、と思っていたところで、ふと思いつきました。エクセル先生だったら何とかしてくれるのではないかと。そこで調べたところ、やっぱりありましたので、以下に記録しておきます。
※2021/6/25追記:Excel関数全事典を読んでいたら、より簡単な方法を見つけましたので、記載内容全体を修正しました。
(1)まずは、問題を打ち込みます。
C列の「÷」と、E列の「=」は、不要であれば無しでもOK。

(2)次に、答えの整数部分のみを出します。’QUOTIENT関数’というものを使います。
全て半角で[=QUOTIENT(割られる数のセル,割る数のセル)] 割られる数(B2)と割る数(D2)の間に、「,」カンマがあることと、B2,D2を()で囲っている点に注意してください。

(3)あまりを出します。MOD関数というのを使います。
全て半角で[=MOD(割られる数のセル,割る数のセル)] 割られる数(B2)と割る数(D2)の間に、「,」カンマがあることと、B2,D2を()で囲っている点に注意してください。

(4)あとは、一気に同じ計算をさせます。オートフィル機能(連続入力機能)を使います。
緑の四角の右下にカーソルを合わせて、細い十字ポインタを一気に引っ張るあのやつです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、仮分数と帯分数の変換や、最小公倍数・最大公約数編についても作成していきたいと思います。
それではー!!